ミニ企画展 浮世絵モダーン 橋口五葉と伊東深水を中心に
21/6/30(水)~21/9/12(日)
町田市立国際版画美術館
橋口五葉 《髪梳ける女》 1920年、木版、43.9×32.5cm
7月10日から9月12日まで開催の「浮世絵風景画展」に出品の川瀬巴水(かわせ・はすい、1883-1957)と関連のある、橋口五葉(はしぐち・ごよう、1881-1921)と伊東深水(1898-1972)の版画を中心に紹介する。
二人は、大正から昭和前期にかけて、浮世絵版画とおなじように版元・画家・彫師・摺師が協同して制作出版する、「新版画」と呼ばれる多色摺木版画を制作した画家。その作品は浮世絵版画の伝統を継承しつつ、それを超克する表現を見せる近代の芸術作品として制作された。
本ミニ企画では、そのような新版画を「浮世絵モダーン」と称し、約40点展示する。