つつんで、ひらいて
19/12/14(土)
シアター・イメージフォーラム
(C)2019「つつんで、ひらいて」製作委員会
“紙”の本に愛を込めた、ベテラン装幀者の記録
柳楽優弥主演の『夜明け』で長編デビューを飾った是枝裕和の愛弟子、広瀬奈々子が、装幀者・菊地信義の仕事を約3年にわたって追いかけたドキュメンタリー。古井由吉、俵万智、金原ひとみなど、現在までに約1万5000冊以上の本の装幀を手がけてきた、この分野の第一人者と言える存在にスポットをあて、“紙”にこだわるプロの素顔に肉迫する。
あらすじ
広告代理店などを経て独立した菊地信義は、紙と文字を触りながら手作業で本をデザインし、中上健次、古井由吉、俵万智など1万5000冊以上の本の装幀を手がけてきた。そんな彼の指先から、印刷や製本に至る工程を見つめ、物作りの原点を明らかにしていく。