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箱根ラリック美術館開館15周年 ルネ・ラリック生誕160年 ドラマチック・ラリック 想いをかたちに ときめく香水瓶

20/9/12(土)~21/3/21(日)

箱根ラリック美術館

ルネ・ラリック(1860-1945)といえば、真っ先に「香水瓶」を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。
1900年のパリ万博でグランプリを獲得し、独創的なジュエリー作家として不動の地位を築いたラリックが、香水瓶のデザインと製造という新たな創作のジャンルを開拓したのは、香水商フランソワ・コティとの出会いがきっかけだった。
ラリックは目には見えない香りの魅力やイメージを、花々や真夜中に輝く月といった自然の優美さや都会にそびえる高層ビルのスタイリッシュさに例え、瓶の造形やデザインで表現した。
容器という枠を越え、美しく繊細な意匠に物語(ドラマ)がこめられたラリックの香水瓶は、またたく間に人びとの心を掴んだ。時には大切な人への愛を、そして時には戦場からの帰還への願いを、さまざまな想いを代弁する贈り物として、永く愛されてきたのだ。
本展では、ラリック生誕160年、そして、箱根ラリック美術館開館15周年を記念し、ラリックが手がけた香水瓶の数々を、華やかなりし時代のパリを映したその香水の広告とともに展示する。
モダンでスタイリッシュなデザインに、たくさんの想いを秘めたドラマチックなラリックの香水瓶の世界をご堪能いただきたい。

開催情報

ジャンル
美術館

9:00〜17:00(1月12日(火)から当面の期間16:00まで)、会期中無休

※入館は閉館の30分前まで

料金

大人1500円、大学生・高校生・シニア(65歳以上)1300円、中学生・小学生800円、障害者手帳ご持参の方(お付添い1名様も)750円

※団体料金は15名以上

出品作家

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