
日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち
17/8/19(土)
シアター・イメージフォーラム
日本語で綴る台湾文学を追い求めた若者たち
台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した注目作。1930年代、日本統治下の台湾で、日本語で綴る新しい台湾文学を作り出そうとしたモダニズム詩人団体“風車詩社“に焦点を当てる。貴重な資料映像や今なお色あせない彼らの文学作品をとおして、当時の日本と台湾の関係や政治的弾圧の側面を浮かび上がらせる。
日本の統治下にあった台湾の古都・台南。日本語教育を受け、日本に留学した若きエリートたちによって、モダニズム詩人団体“風車詩社“が結成された。彼らは母国語ではない日本語で詩作する葛藤と悲しみを抱きながらも、独自の台湾文学を築こうと模索していく。