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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

これがロシアだ

現実を記録することよりも、記録する手段としての映画の可能性を追求した映画史上に輝く前衛ドキュメンタリー。原題は「カメラを持った男」であり、そのカメラを抱えたM・カウフマンが1920年代の高揚するソビエトの街をめぐりながら、人々の生活やモスクワの風景を記録していく。彼が撮影する姿、そこで撮影されたショット、そしてそれらが編集され映写機にかけられていくまで……、つまり映画が一つの作品として誕生するまでが描かれていくのだ。その過程で、スローモーションやコマ落とし、多重露光、逆転撮影などあらゆる映画技法が駆使される。史上初の映画言語についての映画ともいえるだろう。

上映情報

ジャンル
外国映画 ドキュメンタリー
制作年・国
1929/ソ連
上映時間
62分

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