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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

ロアン・リンユィ

1930年代中国で活躍した伝説の女優ロアン・リンユィ(阮玲玉)を、残されたフィルムの断片、当時を知る人たちへのインタビュー、そしてM・チャンがロアンを演じるフィクションで浮き彫りにする。1929年の上海。監督のスン・ユイ(孫瑜)は新作「故都春夢」でロアンを主役に抜擢。そして翌年の「野草閑花」でも起用し、ロアンはスターとしての地位を確立する。だが時代は移り変わり、私生活でもスキャンダルを起こしたロアンに、スターの座を譲り渡す時がやって来る……。残された映画の断片を主体に、M・チャンの演じる物語とインタビューがその間隙を埋めていく。フィルムの断片に記憶されたロアンの清楚かつ妖艶な存在感が最も印象に残るのだが、損な役まわりを演じたM・チャンの奮闘ぶりも見逃せない。

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