小池一馬
20/1/24(金)~20/2/22(土)
TEZUKAYAMA GALLERY
小池一馬個展を開催する。
1980年生まれ、大阪市在住。幼少期をアルゼンチンのブエノスアイレス、高校時代をスペインのバルセロナで過ごし、2003年に日本大学藝術学部美術科彫刻専攻を卒業。2012年に関東から関西へ拠点を移し活動している。
近年、小池は古代の神仏像や植物をモチーフとしたセラミック彫刻、水彩ドローイング、ペインティングを制作。「架空の古代遺物」をテーマに、異なる場所/時代に由来する遺物のイメージをミックスして作られる作品は、どこにも属していないかのような独特の浮遊感をまとっている。また、作品の中で用いられる植物のイメージは「人の創造を越えた形」に対するスタディであると小池は言う。
2019年にAISHONANZUKA(香港)で開催された個展では、セラミック彫刻と水彩ドローイングと一緒に、植物や日用品などを巧みに組み込んだインスタレーションを発表。セラミック彫刻は展覧会の初日を迎える前に完売するなど、アジアを中心とした目の肥えたアートコレクターから高い支持を獲得した。
TEZUKAYAMA GALLERYでの約3年ぶりとなる今展では、新作となる「偶像のポートレート」を特徴的な凹凸で描いたペインティングシリーズに加え、セラミック彫刻や水彩ドローイングなど約40作品を紹介する。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内