ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 指揮:エリアフ・インバル ピアノ:アリス=紗良・オット
19/7/10(水)
東京芸術劇場 コンサートホール
巨匠インバル。渾身のマーラー!インバルが振るとどんなオーケストラでも「インバルの音」がする。各パートが隅々まで嗚り始め、がっしりとした音で重厚な響きが立ち上がる。それでいて俊敏な運動性を備え、バランスにも目配りが利いている。細部への徹底した追究による、音楽の神髄への肉迫。これぞ「インバリッシモ」。
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K. 467/マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調