「gesture, form, technique V」展

TARO NASUではモダニズムデザインとアートの交点を探るシリーズの第5回、「gesture, form, technique V」展を開催する。
ーアートとデザイン、半世紀の時を越えるレゾナンスを体験するー
第5回目となる同回は、田島美加の日本未発表作品やリアム・ギリックの立体作品等を、3年ぶりの日本での公開となるジャン・プルーヴェのブランコやメリベルにあるホテルのためにシャルロット・ペリアンがデザインした1点もののコンソール等とあわせて展示する。
プルーヴェやペリアンは、進化するテクノロジーと思想としてのデザインという二つの要素の美しい融合を目指したことでしられている。その姿勢は、田島の、環境と人間の関係を考える作品群や、ギリックの作品世界に一貫する、テクノロジーの進化を基盤とする社会のなかでの人間という存在についての考察にも大いに影響を与えている。約半世紀という時間をこえて呼応するデザイナーとアーティストのレゾナンス（共振）を楽しめる。