香りの器~高砂コレクション~
21/6/12(土)~21/7/4(日)
美術館「えき」KYOTO
古くから宗教的な儀式や、また王侯貴族の生活に用いられてきた香油や乳香、没薬など、人々の生活と密接なかかわりをもって進化してきた「香り」。それらを保管するために、古代オリエントの香油壺や古代ローマン・ガラス、近代の陶磁器、華やかなアール・ヌーヴォー、アール・デコ、現代の香水メーカーの香水瓶、また日本の伝統的な香道具の贅を尽くした漆工芸品など、人々が生活の中で愛した香りにかかわる工芸品が生まれた。本展は、2020年に創業100年を迎えた高砂香料工業が長年にわたり収集してきた「香りの器」のコレクションの中から、選りすぐりの約200点を一堂に展覧する。
古今東西の「香りの器」をどうぞご堪能いただきたい。