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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

緑の光線

アンスティチュ・フランセ東京

E・ロメール監督の“喜劇とことわざ“シリーズ第5作。夏のバカンスを一人で過ごすことになってしまった若い娘のさすらう姿を、親密な日記体スタイルでスケッチ。柔和な光と優しい風が彼女を慰撫する戸外を舞台に、娘の寂りょう感が切々と迫ってくる。ヌーヴェル・ヴァーグの牙城を守り続ける重鎮ロメールは、無名の女性スタッフ3人と小編成で身軽な撮影部隊を組んで、ハンディの16ミリカメラでロケ撮りを敢行。登場人物から思いもよらぬ身振りや台詞を引き出して、画面に初々しさを生起させるのに成功している。光と声の、ハッとするほどの明るい官能性に射し貫かれるラストが最高。DVDは「エリック・ロメール コレクション(5)」に収録。

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