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昭和ガレージボックス 高度経済成長時代に台頭したカウンターカルチャー-昭和40年代を中心に

20/2/15(土)~20/2/26(水)

Bunkamura Gallery

横尾忠則 「新宿泥棒日記」

平成も終わり、令和の時代となった現在、スマートフォンやSNSが当たり前となり、世界と情報共有が可能になり、AIの時代に突入、2度目の東京オリンピックを迎え、街中は再開発で昭和時代を偲ばせる古い町並みはIT企業が入居する近代的なビルに取って替わられた。
1964年の東京オリンピックが成功裏に終わったものの、その反動と高度経済成長の歪みで経済は停滞し不況に見舞われ、中小企業の倒産が相次いだ昭和40年代は暗いスタートを切った。騒然とした当時の少年たちは鉄腕アトムやウルトラマンに夢中になり、青年たちは体制に反発、ベトナム反戦運動に身を投じる者、アングラ演劇やフォークソングに時代の変化と平和・理想を追い求めるもの、ガロや朝日ジャーナルを小脇に抱えジャズ喫茶に入り浸る者、ヒッピーに憧れ社会からドロップアウトし、フーテン生活をおくる者達が現状の社会に疑問符を抱え、何かを探し求め街中を彷徨っていた時代。
そんな時代の渦中で生まれたカルチャーの数々は当時の世相を反映し、時代や体制に反駁しつつも実験的な表現活動の場を求め、カオスを醸成し熱いエネルギーとなって社会を騒がせた。
サブカルチャーが確立され始め、美術・演劇・舞踏・映画・デザイン・漫画・アニメなどの周辺領域の作家たちも既存のスタイルを打ち破るような先鋭的な試みを次々とおこない、ジャンルを越えて共鳴し、その潮流は後世に受け継がれ現在「クール・ジャパン」として世界的な評価を得るまでに至った。
本展では戦後のターニングポイントとなった昭和40年代の高度経済成長時代を中核に現在までに多大な影響を残したアーティストに焦点を合わせ、原画作品・版画・オブジェのほか、当時の懐かしいポスター・古書などを展覧販売する。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~19:30、会期中無休

料金

無料

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ほか

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