小嶋 崇嗣「PARFUM」
19/10/1(火)~19/10/6(日)
KUNST ARZT
小嶋崇嗣は、大量消費社会における、商品の“脇役”をフューチャーするコンテンポラリー・ジュエリー・アーティスト。
ただ、商品の主役以外の部分を用いるとはいえ、あくまでも主役との関係性の中で作品展開している。プラモデルのランナー(捨てる部分)をフューチャーしたシリーズでは、その色や形状、タイトルから、本体・主役との関係性を維持することにより、ただのゴミでしかない部分が、「ジュエリー」という真逆の価値を獲得した。
本展は、ニュイ・ブランシュの時期でもあり、フランスを代表する有名ブランドのシャネルN°5の瓶をフューチャーした構成である。