恋

叙情的な祭をモチーフにした大人の男女の恋物語

山口県下松市の花岡地域で毎年行われている、きつねの嫁入り行列を行う神秘的な祭“稲穂祭“をモチーフに、『遠くでずっとそばにいる』の長澤雅彦がメガホンを執った大人のラブ・ストーリー。市民からの公募で最優秀作品に選ばれた相本正美の『きつねの嫁入り』を原案に、『百円の恋』の足立紳が脚本を手掛け、男女3人の切ない恋物語を紡ぎ出す。

妻に先立たれた徳田昭男は、鉄道車両の溶接工として働いている。ある時、昭男は同じ会社の食堂で働く吉野咲子に恋をする。実は、昭男、咲子、昭男の亡き妻の3人には、稲穂祭の“きつねの嫁入り“にまつわる共通の秘密があった。やがて彼らの恋は動き出し……

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