千年の一滴 だし しょうゆ
15/1/2(金)
ポレポレ東中野
(C)プロダクション・エイシア / NHK
日本の食に迫った日仏合作ドキュメンタリー
“だし”と“しょうゆ”を切り口に、日本人がどのように食と向き合ってきたのかを探り、その歴史と風土を根底から見つめ直したドキュメンタリー。『ひめゆり』『森聞き』の柴田昌平が監督を務め、昆布漁の家族や焼畑農家、京都の料亭や醤油作りの職人たちの営みを追い、自然から“うまみ”を引き出してきた日本人の知恵を浮かび上がらせていく。
あらすじ
京都祇園の料亭では“だし”を引くことから一日が始まる。18歳で弟子入りした加藤宏幸は漁師たちが丹念に仕上げてくれた昆布の品質を信頼している。昆布の産地、知床半島で暮らす90歳の藤本ユリは、浜に打ち上げられた昆布を拾う原始的な漁を続けている。