パプーシャの黒い瞳
15/4/4(土)
岩波ホール
急逝したポーランドの知られざる名匠の遺作
ポーランドの現代史を背景に、実在したジプシーの女性詩人“パプーシャ“の生涯に焦点を当てたドラマ。書き文字を持たないジプシーの一族に生まれながら詩人となった彼女の激動の人生がモノクロームの映像で描かれる。手掛けたクシシュトフ・クラウゼ監督はポーランドの知られざる巨匠。2014年末に61歳で死去した彼にとって遺作となった。
書き文字を持たないジプシーの一族に生まれた“パプーシャ“ことブロニスワヴァ・ヴァイス。幼い頃から文字に惹かれた彼女は、やがて才能を開花させてジプシー女性初の詩人になる。だが、ジプシーである彼女の存在と才能はポーランド国内で大きな波紋を呼ぶ。
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