渋谷ブランニューデイズ

“ちかちゅう“で生まれた人との繋がり

職と住まいを失い路上生活に陥った52歳、元派遣労働者の宮沢徹雄の姿を1年半にわたり追ったドキュメンタリー。彼が寝泊りする渋谷区役所の駐車場“ちかちゅう“での生活と、そこで生まれたささやかなコミュニティの様子、厳しい生活環境などをリアルに映し出す。監督は、1994年から新宿、釜が崎、隅田川周辺の野宿の人々を追ってきた遠藤大輔。

宮沢徹雄は職と住まいを失い渋谷区役所の駐車場“ちかちゅう“に住む路上生活者。そこには互いを励ましあうコミュニティや支援者との出会いがあり、人との繋がりを大切にしていた。ところが渋谷区が駐車場の夜間・休日閉鎖を宣言。危機が訪れようとしていた。

すべての写真(4)を見る