吸血鬼〈1967年〉
ポランスキーによるパロディー吸血鬼映画。冒頭のMGMマークで、ライオンが吸血鬼に変わるなど、凝りに凝っている。吸血鬼を追い続ける老教授と、ポランスキー扮する門弟が、トランシルバニアの片田舎の宿に泊まった。ところが、宿の娘サラが、吸血鬼クロロックス伯爵にさらわれてしまう。彼女を救おうと、二人は伯爵の古城へと向かった……。とにかく、ユダヤ人なので十字架が平気な吸血鬼や、ゲイの吸血鬼まで登場するから面白い。また、吸血鬼の舞踏会に紛れ込んだ二人が、鏡に姿が映って“人間“と呼ばれるシーンは秀逸だ。吸血鬼の弱点を逆手にとった見事なギャグが楽しめる。サラ役のS・テイトも美しい。
上映情報
- ジャンル
- 外国映画
- 原題
- THE FEARLESS VAMPIRE KILLERS OR:PARDON ME,BUT YOUR TEETH ARE IN MY NECK
- 制作年・国
- 1967/米=英
- 上映時間
- 108分
キャスト&スタッフ
- 監督
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ロマン・ポランスキー
- 脚本
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ロマン・ポランスキー
- 出演
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ロマン・ポランスキー
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ジャック・マッゴーラン
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シャロン・テイト
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