クナシリ

(C)Les Films du Temps Scelle - Les Docs du Nord 2019

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ふたつの国の思惑の間で、翻弄される島民の現実

第2次世界大戦後、和平条約が締結されて尚、ロシアの実行支配下にある北方領土のひとつ、国後島に焦点を当てたドキュメンタリー。日本から16キロの位置にありながら、日本人が気安く足を踏み入れることのできない島の、現在の状況と、住民たちの現実に迫る。監督は、旧ソ連の構成国のベラルーシ出身で、フランス在住のウラジーミル・コズロフ。

あらすじ

17000人の日本人が、1947年から48年にかけて強制退去を余儀なくされた北方領土には、朽ちかけの砲台や、日本人の墓地が放置されていた。現在住んでる島民のための整備もされておらず、島自体が荒れている。島民の証言を通し、問題の本質を探る。

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