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青のある暮らし ―江戸を染める伊万里焼―

19/7/2(火)~19/9/22(日)

戸栗美術館

江戸時代には染織技術が向上し、とくに藍染めが庶民に広まる。人々は暮らしのなかで浅葱(あさぎ)、縹(はなだ)、濃藍(こいあい)など濃淡様々な「青」を纏った。同じく江戸時代に大きく発展した佐賀・有田の窯業に目を向けると、17世紀初めに誕生した日本初の国産磁器である伊万里焼の主力となったのは、白い素地に掛けられた透明な釉薬に柔らかくにじむ青色の文様をあらわした染付(そめつけ)。藍染めにちなんで、その呼び名がついたという染付は、時代ごとに表現に工夫を凝らし、青の趣を変化させながら発展していった。
伊万里焼は、時代の流行を敏感にキャッチして新しいものを取り入れ続けたやきもの。なかでも、18世紀には需要層の拡大や食文化の発展などに伴い、染付の食器を中心に生産量が増加する。また、この頃から襖の引手や将棋駒など、金属や木材といった本来磁器以外の素材で作られる暮らしの道具を模した伊万里焼が登場。染付の伊万里焼は、江戸の生活を染める青色の一翼を担った。
今展は太田記念美術館との連携企画展。共通展覧会名を『青のある暮らし』として、江戸時代の人々の暮らしを「青」という切り口から、各館の所蔵品を通じて紹介する。戸栗美術館では、江戸の暮らしのシンボルカラーであった「青色」の伊万里焼をご覧いただきたい。東急百貨店本店との連携企画も開催。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜17:00、第4週を除く月曜日休館(7月15日、8月12日、9月16日は開館)、7月16日、8月13日、9月17日休館

※金曜日は20:00まで
※毎月第4月曜日(7月22日、8月26日)はフリートークでーとして開館。
※入館は閉館の30分前まで

料金

一般1000円、高大生700円、小中生400円

※団体20名様以上で200円割引
※7月19日(金)〜9月1日(日)の間、小中学生は入館無料
※9月16日(月・祝)は、65歳以上の方は入館無料
※受付にて年齢のわかるものを提示ください

お問い合わせ

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