自尊を弦の響きにのせて~96歳のチェリスト 青木十良~
12/4/21(土)
オーディトリウム渋谷にて公開
“Elegance“を求め続ける96歳チェリスト
90歳を越えてなお精力的な音楽活動を行うチェリスト・青木十良を、6年間にわたり追いかけたドキュメンタリー。1年間にも及んだ体調不良にも屈せず、10年の時をかけてバッハの『無伴奏チェロ組曲』の録音を成し遂げた青木。「自尊=Elegance」という青木の言葉を体現するかのような、音楽に対する飽くなき探究心と不屈の精神に圧倒される。
チェリスト・青木十良は、音楽的にも技術的にも困難とされているバッハの『無伴奏チェロ組曲』の録音に80歳を過ぎてから挑戦していた。85歳に「第6番」を録音したのを皮切りに、録音は足かけ10年に及んでいるが同時にそれは体調不良、老いとの闘いでもあった。
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