刺青 背負う女
09/6/6(土)
ユーロスペースにてレイトショー公開
谷崎エロティシズムの最高峰を大胆に映画化
過去に幾度となく映画化されている谷崎潤一郎の同名原作を、『ベロニカは死ぬことにした』の堀江慶監督が映画化。設定を現代に置き換え、家族関係や不倫に悩む主人公が、女彫師や心から愛せる男と出会い、刺青を通じて大胆に生まれ変わる姿をダイナミックに描く。背中を彫られ、苦悶と愉悦の狭間で生命を燃焼させる井上美琴の熱演も見ものだ。
真由美は、ある日、不倫相手に暴力を振るわれるが、タケシというチンピラに助けられる。やがてふたりは愛し合う仲となるが、組同士の抗争でタケシは死んでしまう。最愛の人の魂を刻むことを決意した真由美は……
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