【公演中止】レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタル

名実ともに北欧ノルウェーが生んだスーパースターと呼ぶに相応しい存在感を放つ、アンスネス。これまでに様々なプロジェクトで世界的に評価されています。2015年まで敢行したベートーヴェン企画や、数年にわたって取り組んでいるモーツァルトのプロジェクト。そこではよきパートナーであるマーラー・チェンバー・オーケストラの他、ベルリン・フィルやサンフランシスコ響と共演。また、近年録音に取り組んだショパンは、前回2016年の当センターでのリサイタルでもとりあげ、その優雅な演奏に誰もが息をのみました。そして今回はシューマンに始まり、シューマンに終わります。意外にもアンスネスが当センターでシューマンを弾くのはこれが初めて。そこにモーツァルト、ベートーヴェン、バルトークと、それぞれ曲想の変化に富み、さまざまな表情を見せる曲が並びます。アンスネスがプログラムを通してピアノで紡いでゆく世界。目が離せません。