Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

渋谷区立松濤美術館 開館40周年記念 白井晟一 入門

21/10/23(土)~22/1/30(日)

渋谷区立松濤美術館

白井晟一(1905~1983)は京都で生まれ、京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)図案科卒業後、ドイツで哲学を学ぶなど異色の経歴をもつ建築家。林芙美子などと交流した滞欧期を経て帰国後、義兄の画家・近藤浩一路の自邸の設計を手掛けたことを契機に独学で建築家への道に進んだ。その後「歓帰荘」「秋ノ宮村役場」といった初期の木造の個人住宅・公共建築から、「親和銀行本店」「ノアビル」「渋谷区立松濤美術館」など後期の記念碑的建築まで、多くの記憶に残る作品を残した。そのユニークなスタイルから哲学の建築家などとも評されてきた。
一方で、建築以外の分野でも才能を発揮し、多くの装丁デザインを手がけ、そのなかには「中公新書」の書籍装丁など現在まで使用されているものもある。また著作や、書家としての活動など、建築の枠組みを超え、形や空間に対する思索を続けた。
本展は、初期から晩年までの白井建築や、その多彩な活動の全体像にふれる、いわば白井晟一入門編として構成するものである。
第1部では白井晟一の設計した展示室でオリジナル図面、建築模型、装丁デザイン画、書などを、白井晟一研究所のアーカイヴを中心に展示し、その活動をたどる。第2部では、晩年の代表的建築のひとつである松濤美術館そのものに焦点をあてる。長年、展示向けに壁面等が設置されている展示室を、白井がイメージした当初の姿に近づけ公開する。
※会期中、一部展示替えあり
第1部/白井晟一クロニクル 2021年10月23日(土)~12月12日(日)
第2部/Back to 1981 建物公開 2022年1月4日(火)~1月30日(日)

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜18:00(土日祝日・最終週は日時指定制)、月曜日(ただし、1月10日は開館)、11月4日(木)、1月11日(火)休館

※土・日曜日、祝日および最終週(第1部12/7~12/12、第2部1/25~1/30)は「日時指定制」
※入館は閉館の30分前まで
※本展会期中は毎週金曜日の夜間開館は中止いたします。

料金

一般1000(800)円、大学生800(640)円、高校生・60歳以上500(400)円、小中学生100(80)円

※( )内は渋谷区民の入館料
※土・日曜日、祝休日は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料 
※障がい者及び付添の方1名は無料
※リピーター割引 :観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2割引きでご入館できます。

出品作家

お問い合わせ

アプリで読む