ワッツタックス

1972年８月20日、ロサンゼルスのメモリアル・コロシアム。真夏の太陽が照り返すなか、ソウル・ミュージックの名門スタックス・レコードのアーティストが勢ぞろい。、黒人の観衆10万人が見守るなか、７時間にわたって繰り広げられた大野外コンサートの一部始終を収録。ファンには見逃せないライブ・ドキュメントだ。Ｋ・ウェストン、ルーファス、Ａ・キング、Ｌ・ミルトンなど、そうそうたる顔ぶれが次々に登場する。また、コンサート・シーンに挟んで、ワッツに住む黒人たちの主張や風俗・習慣を紹介。単なるコンサート・フィルムとは一線を画すアメリカ黒人の生の姿を映し出した、社会性の高い作品としても評価されている。