特別展「奇跡の土-信楽焼をめぐる三つの景色」
20/10/3(土)~20/12/13(日)
滋賀県立陶芸の森
蹲花入 室町時代後期(16世紀) 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵
中世の時代から始まる「日本六古窯」の一つとして知られる信楽焼。古琵琶湖層群が育んだ信楽の土からつくられた焼締陶器は、趣ある土肌、そして火色(スカーレット)や自然釉など唯一無二の景色が最大の魅力。それは<奇跡の土>といわれる信楽の土にしか出せない<奇跡の景色>なのだ。信楽焼の土と景色は日本の現代作家たちに常に刺激を与え、また海外においても注目されてきた。
信楽焼を様々な角度からフォーカスしてきた陶芸の森が、「日本六古窯と信楽焼の景色」、「信楽焼とアメリカ陶芸」「信楽・焼締めの今」という三つの視点から、その魅力を見つめ直す。