へんりっく 寺山修司の弟
09/10/10(土)
シアター・イメージフォーラムにて公開
森崎偏陸が見つめるものとは?
寺山修司亡き後、その母・はつによって養子に迎え入れられ、戸籍上『寺山修司の弟』となった森崎偏陸。日常と幻想、生と死、あらゆる境界線を軽々と飛び越えていく偏陸の不思議な存在感を、『樹の上の草魚』の石川淳志監督が捉えた異色ドキュメンタリー。テロップもナレーションも極力排し、人間の尊厳、孤独、豊穣な生の喜びを描き出している。
74年に発表された寺山修司監督の実験映画『ローラ』。森山偏陸は35年前の姿と同じ、白いタートルネックのセーターに赤いジャケット、赤いパンツでスクリーンの中に飛び込んでいく。
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