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川上澄生の1960年代展

20/4/11(土)~20/6/28(日)

鹿沼市立川上澄生美術館

1958(昭和33)年、62歳の川上澄生は栃木県立宇都宮女子高等学校の講師を退職し、翌年「これからいよいよ版画家となる也」と宣言する。それまで教員と木版作家を兼ねていたが、これで創作活動へ時間を傾けることができるようになり、南蛮や文明開化のテーマを中心にした作品の制作に取り掛かる。
この時代には、大型の版による《日本古地図》や《蛮船入津》シリーズのほか、にかわと箔を利用した『南蛮諸国』や『洋燈と女』の本やガラス絵、焼絵などの意欲的な作品が見られる。また、東京国際版画ビエンナーレへの出品や全国各地での個展の開催、さらに新聞社主催の頒布会など、積極的な活動を続けた時期にあたる。
1960年代の日本は行動経済成長期の真っただ中にあり、好景気に沸き立つ時代だった。また、美術の世界に目を向けると、海外の公募展で日本人の木版作家によるグランプリが相次ぎ、日本の版画が世界から注目されていた時期でもある。本展は、60歳を迎え「版画家」となった川上澄生が、1960年代の日本とどう向き合い、創作活動を展開したのかを紹介するもの。

開催情報

ジャンル
美術館

9:00〜17:00、月曜日(5月4日は開館)、4月30日(木)、5月7日(木)休館

※入館は閉館の30分前まで
※当面の間、栃木県民を対象に開館(栃木県外からのご来館はご遠慮ください)

料金

一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)

※(  ) 内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金、M割料金
※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
※毎週土曜日は小・中学生無料
※毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴の家族は無料
※6月14日(日)は県民の日に関連して無料

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