典座 -TENZO-
19/10/4(金)
アップリンク渋谷
(C)全国曹洞宗青年会
鬼才・富田克也が信仰というテーマに迫る
『サウダーヂ』や『バンコクナイツ』が、国内外で高く評価された富田克也監督が、全国曹洞宗青年会からの依頼を請けて撮りあげた仏教映画。典座とは禅寺で食事を司る役職のこと。そんな、食を超えて、仏道に必要なものを教える典座について記した道元禅師による『典座教訓』を基に、“3.11”以降の日本と仏教の意義や信仰とは何かを映し出す。
あらすじ
10年前に本山での修行を共にした兄弟子・隆行と弟弟子・智賢は、福島と山梨にあるそれぞれのお寺に戻った。智賢は住職の父や母、妻、幼い息子と暮らしている。一方、福島のお寺も家族もすべて津波に流された隆行は、仮設住宅に住み、本堂再建を目指していた。