いま、最高の一本に出会える
うだつの上がらない保険勧誘員の奮闘を描いた成瀬巳喜男監督の第8作で、現存する最古の成瀬作品。小市民映画の範ちゅうに入りながら、同期の小津や五所のような“松竹蒲田調“の温かいユーモア精神や人情の世界にひたることなく、リアリズムへの志向が見られるのが、のちの作風に通じていて興味深い。
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