手のひらの幸せ

布施明の手がけた感涙童話を映画化

実力派シンガー、布施明が書き下ろし、自身の歌手40周年記念ライブで朗読したところ大反響を呼んだ童話「この手のひらほどの幸せ」をもとにしたヒューマン・ドラマ。昭和３０～40年代を舞台に、度重なる不幸にもめげないで生きる兄弟の深い絆を描く。話題のＴＶドラマや映画への出演が続く若手実力派俳優、浅利陽介が映画初主演を務めている。

母を早くに亡くし、父親は出稼ぎに出たまま行方知らずで、祖父宅で暮らすようになった兄弟の健一と龍二。祖父も他界し、身寄りのなくなった兄弟は養護施設に預けられる。しばらくして龍二は養子縁組が成立。以来、兄弟は離れ離れで暮らすことになってしまう。

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