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永田哲也展「和菓紙風情」

20/4/1(水)~20/4/7(火)

松坂屋名古屋店 美術画廊

日本では昔から七五三や結婚、長寿の祝いなどの慶事の際、縁起の良い動物や植物をかたどった和菓子がつくられてきた。鶴や亀、鯛、松竹梅といったモチーフに「我が子や家族が健康で長生きするように」という願いが込められている。永田氏の作品は、これらの祝菓子を作った木型と日本の伝統的な手漉き和紙「西の内紙(にしのうちがみ)」を使って作られる。永田氏は長年に亘り、「記憶」という個人の心象風景や社会の辿った歴史などの、それ自体としては目に見えないものを見えるものとして、紙を媒体にして写し取る作品「KIOKUGAMI」を制作してきた。作品によって吸い上げられた記憶が語るのは、祝い菓子をつくり続けた菓子型の、モノとしての存在の時空とそれを巡る人間の物語である。
永田氏は江戸時代中後期から昭和時代まで日本各地で使われていた和菓子の木型を収集し作品に使用されている。各地の地域性や風習を反映した木型で作られた数々の「和菓紙」たち。それらは永田氏の創造力によってキャスティングされ、新しいアートが生まれる。

西の内紙のパールのような艶と陰影が美しい、躍動感溢れるアート作品をお楽しみください。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~19:30、会期中無休

※最終日は16:00まで

料金

無休

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