
暮らしを彩る 芹沢銈介の生活デザイン
19/7/14(日)~19/11/24(日)
静岡市立芹沢銈介美術館
芹沢銈介は暮らしにとけ込み、暮らしを彩る品々の制作を常に心がけてきた。のれん、着物などはもちろんのこと、本、カレンダー、うちわ、扇子、年賀状、クリスマスカード、包装紙、マッチ、酒瓶のラベルなど、多彩な品々を手掛け、型染による温かみのある生活デザインを人々の暮らしに届けた。芹沢のデザインは型染にとどまらず、家具や木工、樺細工、花筵(はなむしろ)、緞通(だんつう)などに及び、また店舗の装飾や緞帳(どんちょう)、建築、ステンドグラスのデザインなども手掛けている。
本展覧会では、500点という資料を通じて、暮らしを見つめ続けたデザイナ―芹沢銈介の足跡を楽しむことができる。芹沢ファン必見の展覧会だ。