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ラグランジュ点 -Lagrange point(s)-

20/9/23(水)~20/10/9(金)

京都精華大学ギャラリーフロール

近年、絵画制作を通して具象と抽象のはざまにある中途半端でありながら心地よい点を探している。「半抽象」という極めて曖昧な言葉が使われて久しいが、この不確かな概念に明確な解を求めたいと考えている。
今回の展示では天文学用語である《ラグランジュ点(ラグランジュポイント)》を基点とし、空間を構成。
《ラグランジュ点》とは2天体同士の重力等の釣り合いが取れる点であり、人工衛星を配置するのに適した“宇宙の中で安定するポイント”とされている。5点存在しており、3点はレオンハルト・オイラー(1707-1783)が1760年ごろ発見し、後年(1772年)ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ(1736-1813)が残りの2点を見つけ出した。
宇宙という不安定で揺らぎある環境であっても安定するラグランジュ点のように、具象と抽象の間にも、私の求める点が確かに存在するのではないか。今回の展覧会が具象と抽象の間にある不明瞭な部分を照らすきっかけとなれば幸いである。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~18:00
9月25日(金)〜9月28日(月)、10月4日(日)休館

料金

無料

出品作家

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