次男坊

1952年、中編映画「鳩」で監督に昇進した野村芳太郎は、その翌年には早くも５本の作品を連発するが、これはその一編。堀尾家の長男・玉男は温和だったが、次男の吉晴は曲がったことが大嫌いで、不正があると黙っちゃいられないガチガチの硬派だった。大学生になった吉晴が恋と就職に青春を燃やす。1956年には続編が作られた。