シロナガスクジラに捧げるバレエ
15/9/19(土)
ユーロスペースにて公開
津波で家族を失った姉妹の再生と希望の物語
ドキュメンタリー作品や『青の塔』『ネムリユスリカ』などの劇映画を手掛け、人間の命の営みをセンセーショナルな映像美で描いてきた坂口香津美監督による長編第6作目。震災による大津波で家族を失った幼い姉妹が懸命に生き抜く姿を描く。チェロ奏者・海野幹雄とピアニスト・新垣隆が奏でる重厚メロディが、生と死という壮大なテーマを支える。
かつて沖合をシロナガスクジラが回遊した村は、津波の襲来によって砂に消えた。その村に、津波で亡くした家族を探し、流された家を再び作り上げるため、11歳と8歳の姉妹が帰ってくる。浜辺で流木を集め家を作り続ける姉妹の前に、海に消えた家族が現れる。
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