波伝谷に生きる人びと
15/8/1(土)
ポレポレ東中野
東北の小さな漁村、3.11までの3年間の記録
2008年3月から2011年3月11日にかけて、宮城県南三陸町の小さな漁村、波伝谷(はでんや)の営みを見つめたドキュメンタリー。東北学院大学に在籍中、民俗学研究の一環で訪れたこの村に魅了された監督が、3年間の取材を実施。自然と共生する一方で、共同体の伝統を受け継いで生きる人々の喜びや葛藤を、多面的にあぶり出していく。
海沿いの80戸あまりの住民が、牡蠣、ホヤ、ワカメの養殖や農業を営みながら暮らしている村、波伝谷。年に1度の獅子舞の行事に皆が集まり、地域独特のシステムを継承する彼らは、ごく普通の人々だ。その日常を追う撮影の終盤、あの東日本大震災が発生する。
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