ブラティスラヴァ世界絵本原画展―BIBで出会う絵本のいま
19/7/13(土)~19/8/28(水)
うらわ美術館
荒井真紀 《たんぽぽ》 BIB2017金のりんご賞受賞
ブラティスラヴァ世界絵本原画展(通称BIB=Biennial of Illustrations Bratislava)は、スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催されている世界最大規模の絵本原画コンクールで、芸術性が高い作品や実験的でユニークな作品が集まることでも知られている。
26回目を迎えた2017年秋のコンクール(BIB2017)には世界各国の国内審査を経て49か国から373組による2,657 点の原画が集まり、日本からは荒井真紀が《たんぽぽ》で金のりんご賞(第2席)を、ミロコマチコが《けもののにおいがしてきたぞ》で金牌(第3席)を受賞した。
この度の日本巡回展では「BIB で出会う絵本のいま」をテーマにBIB2017の受賞作品、日本代表作家の作品、そして今注目の国として中国、イラン、イスラエル、韓国の4か国をとりあげ、絵本原画約200点と絵本および関連資料を紹介。
表現、手法、そして作り手の多様化が進む絵本づくりの、まさに今を体現する日本からのノミネート作品については、取材メモや下絵等を特別に公開し、制作の過程を辿りながらそれぞれの魅力に迫る。