NOTHING PARTS 71
14/6/21(土)
ユーロスペースにて公開
沖縄の“真実“を描いた問題作
『萌の朱雀』『リング』の名プロデューサー、仙頭武則が初メガホンを握った本作は、沖縄で運命的に出会った同い年の中年男性2人が思わぬことで沖縄の現実に直面していく姿を描く衝撃作。軍用地や遺骨収集、米軍基地、ウチナー、1972年本土復帰など、さまざまなキーワードで沖縄の真の姿を扱い、地元で賛否両論を巻き起こした内容に注目だ。
教師の山城智一はコザの居酒屋で米兵の乱闘に巻き込まれ、思わず米兵を殺めてしまう。同じ頃、東京で不動産業を経営する津波信二は、軍用地の売買の交渉で沖縄に滞在していた。数年後、信二が運転する車で智一をひいたことを機に、ふたりの距離が縮まっていく。
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