モロッコ、彼女たちの朝
21/8/13(金)
TOHOシネマズ シャンテ
(C)Ali n' Productions - Les Films du Nouveau Monde - Artemis Productions
カサブランカに息づき交差する女性たちの人生
モロッコの新しい才能マリヤム・トゥザニ監督の長編デビュー作で、女性監督初のアカデミー賞モロッコ代表となった1作。監督の思い出をもとに、家父長制度が色濃く残るモロッコで浮かび上がる女性たちの苦難と繋がりを繊細に描く。『灼熱の魂』のルブナ・アザバルが主演をつとめる。本作は、日本で劇場公開される初のモロッコ長編劇映画となる。
あらすじ
カサブランカでパン屋を営むアブラは、臨月を迎えようとするサミアを迎え入れる。未婚と言うイスラムのタブーに触れたサミアと、夫を亡くし幼い娘を抱え生活をするためにパンを焼くアブラ。孤独を抱えたふたりは、日々のパン作りを通じて心をかよわせていく。