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10/5/22(土)
ポレポレ東中野にて公開
監督自らの記憶を基に紐解く家族の絆
大阪市大正区と沖縄へ自らのルーツを求めてさまよい、家族の絆を模索する映画監督・小谷忠典の姿を自身で捉えた異色のドキュメンタリー。一見、つながりのなさそうな酒に溺れる父親や、恋人の連れ子、沖縄のコザ吉原で暮らす娼婦たちを、小谷の目を通してつなぎとめ、“他者と向き合うということ“など人間の本質を浮かび上がらせていく。
小谷は、恋人の連れ子である少年の父親になりたいと思うが、なぜか胸の奥で痛みが生じる。原因を探るために、まずは酒に溺れる父親にカメラを向ける。その後、区民の3割を沖縄系が占める大阪市大正区で育った彼は、沖縄本島へ行くことに。そこで、コザ吉原を訪れる。
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