東寺の寺宝から、テーマに沿った宝物を公開する秋期特別公開は、2021年は「東寺の星マンダラ－除災招福の祈り－」と題し、開催されます。密教では、災いをとり除き、福を招くために、さまざまな祈祷や修法が行われます。なかでも、北斗曼荼羅（星曼荼羅）を本尊として行う「北斗法」は、密教において特に重要な修法です。同特別公開では、星や北斗法に関する曼荼羅や仏画、仏像などに焦点を当て、重要文化財密教図像や北斗曼荼羅などが展示されます。東寺1200年の寺宝に触れられる、貴重な機会となっています。※期間中、一部展示替えがあります。