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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

南部の人

大地を愛し、土に生きる農民の姿を自然主義的なタッチで描いた佳作。「怒りの葡萄」よりも詩情にあふれ、ルノワール監督の力量が全編にみなぎる。アメリカ南部の農業地帯で、移住労働者として暮らすサム・タッカーは、かねてから独立農家として定住したいという夢があった。ある親方が荒地を貸してくれることになったが、厳しい風土、困難な労働、偏屈な隣人、子供の病気などサムの苦労は絶えない。努力の末、畑が実ったのもつかの間、折から襲った豪雨で畑は無残な姿と化した。一瞬くじけて工員になろうと考えたサムだったが、家族を見て再び気力を奮い立たせるのだった。以前、「炎のサウザナー」のタイトルでビデオ化されたこともある。

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