名もなき実昌「未定のイメージ（白紙）」

この度NADiff Galleryでは画家、名もなき実昌による個展「未定のイメージ（白紙）」を開催する。
展示と並行してインターネットやSNS上での作品発表を行うインターネット画家・名もなき実昌。twitterによる作品の投稿、発表を2015年より開始し、インターネット上の人格や画像と、アニメキャラクターの類似性をテーマに作品を制作。主にペインティングやドローイングによって、画像的に解体されたキャラクターが「幽霊的」に偏在するイメージを描いている。近年ワタリウム美術館地下のオンサンデーズ及びライトシードギャラリーでの個展や、熊本市現代美術館でのグループ展参加など各地での活躍を見ることができる。
本展では、近年作家が取り組んでいる新たな表現、ブラックライトを当てることでイメージが浮かび上がる最新作を展示する。絵画の中で幽霊的に登場してきたキャラクターたちが、暗闇の中に浮かび上がり、新たな視点からご覧いただけることだろう。本展覧会にあわせ、ZINEの発売も予定している。作家の新たな表現をぜひご堪能いただきたい。