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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

田舎司祭の日記

寒村アンブリクールに司祭が赴任して来た。村人たちが無関心のなか、病を抱えながらも信仰の世界に生きる彼は、献身的に村に尽くそうとする。やがて村に住む伯爵一家と交渉を持つようになった彼は、伯爵夫人の悩みを聞くうちに接近。それがよからぬ噂を村に生み、伯爵からも、またその娘からも疎んじられるようになる。そして彼の肉体も衰えていき、誰にも看取られないままに小さな部屋で吐血し、死んでいく……。虚飾をはぎとった、あくまでも禁欲的な映像と重なるかのような、主人公の慎ましやかな生を描く。L・H・ビュレルによる陰影を巧みに生かした撮影も印象深い。ヴェネチア映画祭国際賞および撮影賞を獲得した。ジョルジュ・サドゥールはこの作品をR・ブレッソンにとっての転機と位置づけている。

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