日本の悲劇
13/8/31(土)
ユーロスペースにて公開
小林政広監督と仲代達矢が日本の闇に迫る
『春との旅』に続いて、小林政広監督が仲代達矢を主演に迎えて作り上げた社会派ドラマ。年金不正受給問題を題材に社会の片隅で生きる市井の人間を描き、現代の日本社会の闇に鋭く切り込む。静謐なモノクロの映像と、ほぼ一軒家の中のみで展開するドラマを描き出す。仲代と、北村一輝、寺島しのぶ、大森暁美がたった4人の登場人物に扮している。
愛妻の死、自身の病、さらには東日本大震災と不幸が続く不二男。寄る年波もあり生き続ける気力も失った彼にとって心配事はただひとつ、心の病で失業してしまったひとり息子の行く末だけだった。どうにかして息子を立ち直らせたい不二男は大きな決断をする。
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