いのちを楽しむ～容子とがんの2年間

がん患者を通して人の“生き方“を問う

40歳の時に乳ガンを発病し、58歳で亡くなった渡辺容子さんの最後の2年間を見つめたドキュメント。『患者よ、がんと闘うな』の著者・近藤誠医師と共に抗がん剤や手術を避け、緩和治療に徹した彼女が、友人たちと共に、自分らしく生きた軌跡を見据えながら、人間の生き方や、医療の発展、連帯など様々なことを考えさせられる意欲作だ。

渡辺容子さんは40歳で乳がんにかかる。しかし彼女は、自分らしく、自然と共に生きたいとの願いから、手術や抗がん剤投与を避けることを選択。そこで彼女は、主治医で『患者よ、がんと闘うな』の著者でもある近藤誠医師と共に緩和治療に徹すること決める。

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