朝食、昼食、そして夕食

世界遺産の街で交錯する6通りの人生

スペインのテレビ業界で活躍していたホルヘ・コイラ監督の劇映画デビュー作は、世界遺産の街、サンティアゴ・デ・コンポステーラを舞台にした群像コメディ。朝、昼、晩の三度の食事を軸にして、6つのエピソードが展開する一日の物語。恋愛や家族愛、大切な人との別れなど人間模様を描きつつ、スペイン料理の食材まで紹介してくれる多彩な構成だ。

巡礼者の街サンティアゴ・デ・コンポステーラ。どこにでもある家庭の食卓に様々なドラマが巻き起こる。夫婦のいざこざ、決断を迫られる浮気相手との関係、家族も驚くカミングアウト、父親の死。それぞれの事情をストリートミュージシャンの歌が繋いでいく。

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