＋1〈プラスワン〉 Vol．3

４名の監督と新進俳優たちが織り成すオムニバス

プロアマ問わず参加した俳優と、現役で活躍する4人の監督が4日間かけて演技と物語を練り上げるアプレ・ワークショップから生まれたオムニバス。『真夏のオリオン』の篠原哲雄や『あの空をおぼえている』の冨樫森、『ノン子36歳…』の熊切和嘉、『SO WHAT』の山川直人と豪華な監督陣が揃い、短編ならではの凝縮した物語を紡ぎだしている。

鶴園さや子の葬儀がしめやかにとり行われている。そこへ、向井勝実とユキというふたりの兄妹が参列。彼らは、さや子と前の夫との間に生まれた子供たちで、幼い頃に自分たちを捨て別の男のもとへ去った彼女の位牌に灰をぶちまけようとしていた。(『鶴園家のめまい』)

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