カール=ハインツ・シュッツ フルート・リサイタル
19/10/8(火)
青葉区民文化センター フィリアホール
ウィーン・フィルの首席フルート奏者として活躍するカール=ハインツ・シュッツ。既存のレパートリーには飽き足らず、ベートーヴェンやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をフルートで演奏するなど、フルートの世界を拡げる活動にも熱心に取り組んでいます。今回のリサイタルでも、シュッツならではのユニークかつ多彩なプログラムを披露。ドヴォルザークとフェルドはともにチェコの作曲家で、素敵なコンビネーションを聴かせてくれます。その間に演奏するラルヒャーの曲は、今年2019年にシュッツのために書かれた作品で、日本初演となるでしょう。後半はバッハに始まり、スペインの香り豊かなビュッセルの作品、そして最後はロマン派のフルート・ソナタの最高傑作とも言われるライネッケの大作へとつながります。ウィーン国立歌劇場での経験に基づいた豊かな歌心と卓越したテクニックに、どうぞご期待ください。
ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調(ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ)/T.ラルヒャー:Deep red deep blue 2019 (日本初演)/I.フェルド:フルート・ソナタ/J.S.バッハ:トリオ・ソナタ 第2番 BWV526/H.ビュッセル:アンダルシア/C.ライネッケ:フルート・ソナタ「ウンディーネ」